反町康治さん<3>誕生日に誘われ銀座のクラブでドンペリを

公開日: 更新日:

「嫌いな先輩に『飲みに行くぞ』って連れて行かれて、閉口したこともありました。散々クダまかれて怒られて、日付が変わる時間になってやっと帰れると思ったら、『俺の家に来い』って……。当時は部下や後輩がノーと言えるような時代じゃなかったし、サラリーマンだったら付き合うしかなかった。それでも朝から会社に行って、午後は練習、週末は試合。休みなんてなかったですね。“24時間戦えますか”ってCMがあったけど、本当にそんな感じで、気付いたら右と左で全然違う革靴を履いて出社したこともあったんだから。睡眠時間も削っていたし、自己管理なんて全然できない。それでサッカーをやってたんだから、驚くよね」

 時代はバブル経済の真っただ中。仕事は忙しかったが、アフターファイブは楽しいこともあったという。

「おい、ソリ、きょう誕生日だろ? お祝いしようって、銀座のクラブに連れて行ってもらったこともありました。初めての店だったけど、ドンペリなんか出てきてね。両隣に座ったホステスに『誕生日なんですよ』って言ったら、2人ともさっといなくなって、10分後にアルマーニのネクタイをプレゼントです。当時、銀座の道端でいろいろと売ってたでしょ? もう二度と会うこともないであろう相手なのに、わざわざ店を出て買ってきてくれたんです。いい時代だったな~。それで帰りはチケットだから、今となっては考えられないですよね」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  3. 3

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    大河ドラマ「べらぼう」の制作現場に密着したNHK「100カメ」の舞台裏

  1. 6

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  2. 7

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  3. 8

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  4. 9

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり

  5. 10

    トランプ関税への無策に「本気の姿勢を見せろ!」高市早苗氏が石破政権に“啖呵”を切った裏事情