ベルギーで11得点 新顔FW鎌田大地「森保J」での期待値
森保ジャパンに22歳の新顔点取り屋が、もうすぐ初お目見えすることになりそうだ。
ベルギー1部のMF鎌田大地が所属するシントトロイデンに「3月のキリンチャレンジ杯(22日のコロンビア戦と26日のボリビア戦)で代表招集の可能性がある」と日本サッカー協会から連絡が入ったのだ。
愛媛県出身。中学からG大阪ジュニアユースに進んだが、卒業する際にG大阪ユースに昇格できず、京都・東山高に進んだ。得点感覚に優れたゲームメーカーとして評価され、高卒時にはJ5クラブからオファーが届いた。最終的にJ1の鳥栖に入団(15年)。1年目・21試合、2年目・28試合とレギュラー格としてプレー。3年目の17年シーズン途中の6月、独ブンデスリーガのフランクフルトに完全移籍が決まって話題を集めた。
「柔らかいタッチからの絶妙スルーパスで味方のシュートをお膳立てしたり、ペナルティーエリア内に侵入して自らシュートを放ったり、相手に脅威を与える攻撃系選手です。フランクフルトでは出場機会に恵まれなかったが、18年9月のベルギー移籍という選択が大正解だった。主力としてプレーして今季すでに11得点。ブンデスリーガよりもレベルの落ちるリーグとはいえ、2ケタ得点は立派です。キリンチャレンジ杯で森保監督のお眼鏡にかなえば、それ以降も日本代表の大きな力になってくれるでしょう」(元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏)