CL決勝Tはユーベ黒星発進 C・ロナウド密着マーク受け不発
欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦のアトレティコ・マドリード(スペイン)とユベントス(イタリア)との試合を決したのは、Aマドリード所属のウルグアイ代表CBコンビによるゴールだった。
試合は一進一退。ユーベの大黒柱FWクリスティアーノ・ロナウドは、常に複数の相手選手に囲まれてスパイクで足を踏まれたり、顔面をはたかれたり、タイトなマークを受けてなかなかシュートに持ち込めない。
後半33分に均衡が破れた。AマドリードのCBヒメネスが、左CKからのコボレ球を押し込んだのである。
5分後、AマドリードのFWグリーズマンが蹴り込んだボールがユーベFWマンジュキッチに当たり、それを拾ったCBゴディンが右足シュート。C・ロナウドに当たりながら、相手ゴールに吸い込まれていった。
セリエA7連覇中のユーベは、今季リーグ戦21勝3分けと無敗でトップの座を守り、すでにスーパー・イタリア杯を制して1冠を達成している。 18年7月にC・ロナウドを引き入れ、95―96年シーズン以来のCL戴冠をもくろんでいるユーベだが、敵地で0―2の完封負け。いきなり出はなをくじかれた格好である。