ケプカ連覇へ独走態勢 ルール改正を追い風に2位に7打差
【全米プロゴルフ選手権】2日目
7アンダー首位発進のブルックス・ケプカ(29)が、大会連覇に向けてスコアを大きく伸ばした。
アウト発進の1番パー4は右ドッグレッグホール。ショートカット狙いでドライバーを振り抜き、331ヤード飛ばしてフェアウエーをとらえるとピンまでの残り距離はたった59ヤード。これをピンそば1メートルにつけて幸先よくバーディー発進。
そして続く2番2.5メートル、4番5メートルのバーディーパットを沈めて通算10アンダーと序盤から突っ走った。
折り返して10番パー4で今大会初のボギーをたたいたが、その後もバーディーを積み重ねて7バーディー、2ボギーの65で回り通算12アンダーでホールアウト。「この調子をキープして週末を迎えたい」(ケプカ)と、2位に7打差をつける独走態勢に持ち込んで決勝ラウンドに進んだ。
ちなみに36ホール・128ストロークはメジャー4大会の新記録。ケプカは昨年も264ストロークの大会新記録を樹立しており、更新が期待される。