久保建英が古巣バルサ蹴ってレアル入り選んだ“本当の理由”
レアル・マドリード入りで注目を集めている日本代表の18歳MF久保建英。ブラジルで開催中の南米選手権(コパ・アメリカ)の初戦・チリ戦に先発フル出場。「敗戦にあってもレベルの高さを証明した」(スペインのアス紙)と好意的に報じるメディアが多かった。
他にも、久保が10歳から15歳までレアルの宿敵であるバルセロナの下部組織に在籍していたことに触れ、「レアルの一員として大仕事。バルサは早くも苦悩」(南米メディアのBOLA)と、バルサでプレーするチリ代表の主軸MFビダルを振り切り、シュートに持ち込んだ場面を伝えた。
「南米選手権の取材に訪れた欧州、南米のメディア関係者が揃って『バルサ出身のクボは、なぜレアルに移籍したのか?』と首をかしげている」とサッカー関係者が続ける。
「久保にはレアル、バルサの他にドイツのバイエルンM、フランスのパリSG、オランダのアヤックスがアプローチ。久保との関係性からいってバルサが一歩リードの状況だったが、バルサの提示した条件が<年俸3300万円。入団後2シーズンは(二軍の)バルサBチーム>に対して、レアルは<税込み年俸2億6000万円の5年契約。1シーズン目は(二軍の)レアルBに所属。2シーズン目には、レアルのトップチームもしくは欧州の強豪にレンタル移籍>を提示してきた。この時点で勝負あり、でした」