サッカー取材で“世界一周”…でも始まりは大失敗の連続から
油断は禁物とは言うが、本当にその通りだと身をもって実感した。
6月中旬から“世界一周”サッカー取材を続けているのだが、その初っ端から大失敗をしてしまう。
東京・羽田空港からパリまでのフライトを何の躊躇いもなく、成田空港発と間違えてしまったのだ。自ら手配をしていたにもかかわらず……。
搭乗手続きカウンターで航空会社スタッフから指摘され、頭が真っ白になったことはお察しの通り。
正気を取り戻して羽田空港に移動。搭乗手続きが認められたのが、出発40分前というバタバタ感。
先が思いやられるスタートだったが、これを大失敗と思うか、無事に乗れて幸運だったと思うか、まったく違う展開になるはずだ、と自らに言い聞かせた。
■欧州では女性の“立ちション”はありなのか?
現地でフットボール取材を始める前に--。せっかく欧州まで来たのだからと未踏の地・ベルギーに住む友人を訪ねた。彼とは2010年南アフリカワールドカップで出会ってからの付き合い。これもフットボールが繋げてくれた縁だ。