著者のコラム一覧
佐々木裕介フットボールツーリズム アドバイザー

1977年生まれ、東京都世田谷区出身。旅行事業を営みながらフリーランスライターとしてアジアのフットボールシーンを中心に執筆活動を行う。「フットボール求道人」を自称。

サッカー取材で“世界一周”…でも始まりは大失敗の連続から

公開日: 更新日:

 友人が生まれ住む街は、ベルギー第3の街・古都ヘントだ。久保裕也が所属するKAAヘントが本拠とする街と言えば、ピンとくる方も多いのかも知れない。ベルギー滞在30時間とタイトな中、友人は歴史情緒溢れるヘントの街並みを筆頭に、愛車のアルファロメオのSUVステルヴィオをかっ飛ばし、オランダのビーチリゾートであるデ・ブラバンデルや首都ブリュッセルを丁寧に案内してくれた。

 そしてブリュッセルで度肝を抜かれることになる名所にも連れて行かれ、絶句した。小便小僧ならぬ〈小便少女〉に、である。

 例え“像”と言えども、目のやり場に困る程にリアルな造りに戸惑った。目の前で白人観光客、特に女性がキャッキャと言いながら、ソレに群がって写真に収めている。その時、私は悟った。欧州では女性の立ち小便が“文化的合法”なんだと。

■思い込みによるハプニング再び

 ベルギーでの至れり尽くせりの滞在から再び独り身となってフランスへ舞い戻る。

 目的はFIFA女子ワールドカップ取材に他ならない。最初の取材地はベルギー国境との街・ヴァランシエンヌだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    平野紫耀から杉咲花に「翠ジンソーダ」キャラクターわずか1年でバトンタッチのナゾ…平野ファン大混乱

  2. 2

    小芝風花は大河「べらぼう」とBS時代劇「金と銀2」“NHK掛け持ちW主演”で大丈夫なの?

  3. 3

    自公維の「高校無償化」に慶応女子高の保護者が動揺? なぜだ?

  4. 4

    中村芝翫「同棲愛人と破局宣言」で三田寛子の夫婦関係はどうなる? “梨園の妻”の揺れる心中

  5. 5

    佐々木朗希「通訳なし」で気になる英語力…《山本由伸より話せる説》浮上のまさか

  1. 6

    大阪万博の目玉 344億円の巨大木造リングはほぼフィンランド産…「日本の森林再生のため」の嘘っぱち

  2. 7

    吉沢亮のアサヒビールだけじゃない!業界別CM「絶対NG」のタレントたち…ケンカ、運転事故、不倫はご法度

  3. 8

    開成合格でも渋幕に入学する学生が…強力なライバル校出現で揺らぐ唯一無二の存在

  4. 9

    【福井県おおい町】名田庄の自然薯そばと「大飯温泉」

  5. 10

    確率2%の抽選で10万円で永住権を手にした在米邦人が語る 7億円「トランプ・ゴールドカード」の価値