バルサはメッシ不在 チェルシー戦最高値20万円は高いか
スペインの名門バルセロナの胸スポンサーに日本企業の楽天が名乗りを上げたのは2016年11月。スポンサー料は1季70億円。21年までの4季契約なので総額280億円の大商い。すぐに<日本で花相撲を行う>計画がスタートし、このほど実現の運びとなった。
「当初は、オーナー企業が楽天のJ1神戸とバルサが東京、神戸で試合をやる予定だったが、英プレミアの強豪チェルシーの来日が決まり、J1川崎とチェルシー戦が19日に組まれた。そして27日にメインイベントの神戸―バルサ戦が行われる。チェルシーは15年に日本企業の横浜ゴムと5季の胸スポンサー契約を締結。こちらは年間60億円の総額300億円。莫大なカネを気前よくポン!と払った企業同士、トントン拍子で話が進んで今回の楽天カップの開催となった」(マスコミ関係者)
昨23日に埼玉スタジアムで行われたバルサ―チェルシー戦。試合はチェルシーが前半34分、バルサMFブスケツのパスをカットして21歳FWエイブラハムが持ち込み、GKをかわして先制ゴール。後半36分にも追加点を奪い、終わってみれば2―1で主役であるはずのバルサを食ってしまった格好だ。