畑岡奈紗は69位T発進 エビアン選手権“前倒し開催”の理由
【エビアン選手権】初日
今季女子メジャー4戦目のエビアン選手権が開幕。世界ランク6位につけ、「メジャー優勝」を目標に掲げる畑岡奈紗(20)は、1バーディー、3ボギーの73で回り、2オーバー69位タイ発進。首位P・クリーマー(32)から9打差と大きく出遅れた。
大会前に「調子が良くない」と語ったショットが足を引っ張った。フェアウエーキープ率69.2%(9ホール)、パーオン率61.1%(11ホール)と悪かった。さらにパット数は31。後半は3、4メートルのバーディーチャンスが何度もあったが、決められずにグリーン上でも精彩を欠いた。
今季は3月の起亜クラシックで通算3勝目を挙げているが、メジャーはANAインスピレーション39位、全米女子オープン予選落ち、全米女子プロ14位とトップ10が一度もない。来週開催の全英女子オープンに向けて不安が募るばかりだ。
ところで、本大会は2013年にメジャーに昇格してからずっと9月開催だった。
全英女子オープンが終わった約1カ月後に、メジャー最終戦という位置付けで行われていた。ところが、今年は2カ月も前倒しになった。