著者のコラム一覧
マーク金井クラブアナリスト、クラブ設計家

1958年、大阪府出身。ハンデ3。ゴルフ雑誌の編集記者からフリーに転身。05年にアナライズを設立し、自社スタジオでゴルフクラブの計測、試打を専門的に始める。同時にメーカーが作れなかった、アマチュアを救うクラブを設計し販売も手がける。執筆活動も積極に行い、新聞、雑誌、インターネットで連載を多数抱え、著作物も定期的に発刊。近著では、「今より30ヤード飛ぶクラブを選ぶための36の法則」(実業之日本社)、「一生役立つゴルフゴルフ超上達法」(マイナビ出版)がある。現在、新刊書も数冊手がけている。

全英OPは16歳以下無料 主催R&Aの手厚いジュニアサポート

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 全英は4大メジャーの中で最も歴史が古く、今年で148回目を迎える。運営はルールの総本山でもあるR&Aだ。4つのメジャーの中では比較的チケットが取りやすく、当日券も出たりすることもあったが、今回は久しぶりの北アイルランド開催ということもあって本戦の前売りチケットが即完売。練習ラウンドのみが当日販売されたが、国内大会と大きく異なるのがジュニアへの対応。これまで同様、今年も16歳ならば入場無料。

 加えて、16歳以下の子供たちにはいくつかのエリアでレッスンも受けられる。未経験者にはスナッグゴルフのような手軽でとっつきやすいクリニックもある。ある程度ゴルフの経験があるジュニアにはインストラクターから個別でレッスンを受けられる。R&Aは観戦に訪れた子供たちに対して、ゴルフへの取り組みも手厚くサポートしているのである。

 会場内の運営についても国内のトーナメントとはギャラリーへのホスピタリティーは大きく異なる。今回は連日4万人以上がコースに詰めかけ、入場ゲートをくぐってすぐ左手には1000人以上を収容する巨大なショップ(お土産売り場)があり、ディズニーランドさながらだ。大会ロゴマーク入りのノベルティーの種類は少なく見積もっても200種類以上ある。例えば、1人が5000円のノベルティーを買えば大会期間中には12億円以上の収益が上がる。

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