来日6日目で初アーチ…阪神ソラーテは本当に救世主なのか
そんな中でもメジャー通算75本塁打の実力の片りんを見せたわけだが、果たして本当に虎の救世主になれるのか。前出のOBは「この1試合を見た限りだが」と前置きしてこう言った。
「初球から積極的に振れるのはいい。ただ、明らかなボール球以外は何でも振る印象。決して本調子ではなかった菅野の140キロ後半の直球に差し込まれていたし、変化球のミスショットもあった。米国時代は変化球を苦手にしていたと聞いている。日本の投手は緩急の使い方がうまいし、弱点を見つければ執拗に攻める。それに対応できれば本物でしょう」
この日の活躍がヌカ喜びにならないよう、首脳陣の徹底したサポートも必要不可欠だ。