連日過熱報道でついに悲鳴…渋野日向子が“国外逃亡”する日
■静かに生きていきたい
それにしても、渋野が日本勢では42年ぶりの海外メジャー優勝を遂げたことで、周囲の見る目や環境がガラリと変わったのは事実。本人はそのことに相当困惑しているようだ。ある放送関係者が言う。
「昨年、2回目のプロテストに合格した直後は、40歳までプレーしたいとか、東京五輪の出場は難しいから、2024年のパリ五輪には出たいと語っていた。米ツアー参戦への意欲も明かしていたものです。ところが全英優勝後は、疲れや連日の取材攻勢から、40歳までプレーしたいという気持ちはすっかり萎えてしまった。先週は大会直前に軽井沢の観光名所で『一緒に写真を撮ってください』といわれ、すぐに顔がバレて人がどんどん集まってきたから、わずか10分でその地を後にしたそうです。国内の女子プロでは、17年限りで現役を引退した宮里藍以来のビッグスターです。ファンの目だけでなく、一挙手一投足を追う記者やカメラマンの動きも、すでに煩わしく感じているかもしれません」
渋野は全英Vで来季の米女子ツアーへの参戦権を得ながら、当分は国内ツアーに専念すると宣言している。英会話や食事、生活面での心配事などが短期間で解決できないことは容易に想像がつくが、「国内専念は無名の頃から応援してくれたスポンサーや所属先への配慮もあるのでは」と見ている前出の放送関係者は、その一方で、渋野の今後についてこう語る。