原監督が再び明言…来季こそ「岡本三塁」で辛抱できるか
巨人の原辰徳監督(61)が4番を張る岡本和真(23)の来季ポジションについて「三塁」と明言した。
「基本的にサードがいいと思っている。サードに行って守備が上手になったし、体も締まった。ファーストはズンチャッチャ、ズンチャッチャだったけど、(サードでは)4分の3拍子ぐらいになった。彼の少しマイナスの部分は前へのダッシュ力。スローイングとかグラブさばきはいいんだから」
そういえば原監督、ちょうど1年前も同じことを言っていた。
「岡本は4番・三塁。そういうふうな位置でやってもらいたい」
この時、岡本は「サードをやりたい。一番緊張感がある」と意欲を見せていた。が、その後、原監督は主に三塁を守る新外国人のビヤヌエバを補強。フタを開けてみれば、岡本は開幕一塁となった。シーズンが進むと、今度は打撃力がある阿部や大城を一塁で起用するため、容赦なく三塁や左翼に押し出された。結局、今季の先発は一塁が69試合、三塁が56試合、左翼が17試合。試合途中で守備位置が変わることも多く、最後まで落ち着かないシーズンを余儀なくされた。