レイズ筒香へ教訓 先輩・岩村氏が語ったメジャー成功の術
DeNAからポスティングでレイズ入りが決まった筒香嘉智(28)が日本時間18日、本拠地のある米フロリダで入団会見を行った。
日本通算205本塁打をマークし、2017年WBCでは日本の4番を務めた長距離砲は、レイズでも中軸としての活躍が期待されているというが、米メディアによると、キャッシュ監督は筒香について、「ユーティリティーぶりが大きな武器」と語っている。本職の左翼に加え、三塁、一塁の経験があるだけに、さまざまなポジションで起用される可能性も十分にある。
その筒香と同じ、レイズでプレーしたことがある岩村明憲氏(07~09年・現BC福島監督)が今春、DeNAのキャンプ地・宜野湾で、日本人選手がメジャーで生きる術について、こんな話をしていた。球界屈指のスラッガーとして鳴らした岩村氏はヤクルト時代の06年オフ、ポスティングでレイズへ移籍。08年には「1番・二塁」としてワールドシリーズ出場に貢献した。当時の指揮官は名将・マドン監督(現エンゼルス)で、選手の誰が欠けてもチームは成り立たないという考えがあったという。