上茶谷が今永が大幅増に驚き DeNAの暖冬更改に“2つの原資”

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「こんなに上がるのかと驚きました」

 5日、こう言って笑みをこぼしたのは、DeNAのルーキー上茶谷大河(23)。年俸1500万円から3倍近い4300万円で判を押した。同じ日、今永昇太(26)が倍増以上となる6900万円アップの1億3600万円でサイン。「ルーキーの頃はまさか自分が1億円プレーヤーになれるなんて思わなかった。チームを背負っていかないと、という気持ち」と、こちらも驚きの表情を見せた。

 どちらも先発ローテを支えた主力。増額は想定内とはいえ、数年前の球団事情から考えると金額の上がり方は凄まじい。

■筒香の年俸4億円分だけじゃない

 今オフはポスティングシステムでのメジャー移籍を目指す筒香の年俸分(4億円)が浮いたことも大きいが、「暖冬更改」の“原資”は、それだけではなさそうだ。

 ひとつは右肩上がりの観客動員数だ。昨年は球団初の200万人突破。本拠地の横浜スタジアムが東京五輪野球ソフトボール会場に選ばれ、スタンドを増設した効果もあって、昨季に比べ約25万人増。1試合平均も昨季の2万8166人から3万1716人と客足を伸ばした。

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