レイズ入団の筒香に強力後ろ盾 打撃コーチは“再生請負人”
DeNAからポスティングシステムでレイズへの移籍が決まった筒香嘉智外野手(28)が17日(日本時間18日)、本拠地トロピカーナ・フィールド(フロリダ州セントピーターズバーグ)で入団会見を行った。エリック・ニアンダーGM、ケビン・キャッシュ監督とともに会見場に姿を見せた筒香は、英語で自己紹介すると本塁打を意味するスペイン語まで披露した。
何度も自主トレを視察したキャッシュ監督から「勝つために君が必要だ」と口説かれたそうで、「レイズに来ないと、監督が夢に出てきそうなので、(入団を)決めました」と話し、笑いを誘った。来季、二刀流に復活する同じア・リーグのエンゼルス・大谷翔平について聞かれると「誰が見てもすごい選手。僕も勉強する部分がたくさんある。大谷選手を見て成長させてもらえたらなと思う」と話した。
■強力な後ろ盾は再生打撃コーチ
筒香は、指導者に恵まれそうだ。
キャッシュ監督は、オープナーを他球団に先駆けて取り入れるなど、独自の起用法で知られ、今季は若手主体のチームを6年ぶりのポストシーズン進出に導いた。指揮官を支えるコーチ陣も有能な人材が揃っており、中でも、チャド・モトーラ打撃コーチは、日本人ルーキーにとって最大の後ろ盾となりそうだ。