ジョーンズより目を引いた オリ新助っ人ロドリゲスの迫力
さらに眠れる大砲、T―岡田(32)の状態の良さが目に留まった。昨季は1本塁打、2打点。出場は20試合にとどまり、もう後がないと危機感を持っているのだろう。新外国人と吉田の存在が刺激になっているようで、明らかに目の色が違っていた。
練習メニューの合間の動きを見ても、溌溂としていて体にキレがあるのが分かるほどだ。岡田が6番、7番の打順に入って復活すれば、より迫力ある打線になる。
不安は、先発陣。西村監督も言っていたが、先発投手の名前が昨季の最優秀防御率投手の山本由伸、13勝で勝率1位の山岡泰輔のあとが出てこない。左ヒジ痛と不振からの復活を目指す大型左腕の田嶋大樹をはじめ、若手・中堅の台頭がAクラス入りの条件になる。