巨人坂本は満身創痍…2000安打や五輪金が先かパンクが先か
巨人は25日、春のキャンプを打ち上げた。
背中右側の違和感でキャンプ終盤のオープン戦を欠場した主将の坂本勇人(31)は「僕は少し良くないですが、チームは順調に来ています。今年は昨年の優勝の喜びと日本シリーズでの悔しさを胸に1年間頑張っていきます」とあいさつした。
坂本は独自の調整が許されるファームの「S班」でスタートした。
しかし、宮崎1次キャンプ中にインフルエンザA型を発症して離脱。自主トレ中の1月にもインフルエンザB型に感染しており、2カ月連続の不運に見舞われた。その後、復帰して沖縄・那覇2次キャンプに帯同したものの、23日に右背中の違和感を訴え、別メニュー調整が続いていた。
「正直、良くない。野球人生の中で一番調整できていないと思うけど、開幕は待ってくれない。何とかいい状態で迎えられるようにという一心」
そう悲壮感を口にした坂本。原監督はこの日、29日と3月1日のヤクルトとのオープン戦2連戦で実戦復帰させると明かしたが、チーム関係者がこう言う。