初登板炎上も球に文句…山口俊の取り組み方に周囲が疑問符

公開日: 更新日:

 24日のメジャー初登板(対ブレーブス)でいきなり炎上したブルージェイズの山口俊(32)。周囲が気をもんでいるのは3分の2回で3安打3失点、2四死球の結果より、本人の取り組み方、考え方だという。

 試合後の山口が「メジャー公認球に適応しているところ」と発言、「日本のボールより大きくて、縫い目が低い」と続けた。

 山口が勝負するのはメジャー。ボールやマウンドの硬さは違って当然だし、違和感があるならさっさと適応してしかるべき。なのに、開幕が1カ月後に迫ったこの時期、打たれた原因を環境の差異に求めるのは、スタートラインに立つ以前の問題だろうと周囲の関係者をアキれさせているのだ。

 例えば井川慶は20億円超でヤンキースに入団するも、5年間でわずか2勝(4敗)。マイナー暮らしがほとんどで、いまだ「ヤンキース史上最悪の契約」と米メディアに揶揄されている最大の原因は、環境の違いに適応できなかったことだといわれる。メジャーのマウンドは硬く、踏み出した右足が日本のように沈まない。だからチェンジアップが抜けないと、ボヤき続けたそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動