エ軍大谷が順調過ぎる 2度目ブルペンでついに変化球解禁
エンゼルス・大谷翔平(25)が、二刀流復活に向けて一歩、前進である。
26日(日本時間27日)は敵地でのオープン戦に帯同せず、キャンプ地アリゾナ州テンピの球団施設で調整。今キャンプ2度目のブルペン入りし、立ち投げも含めて54球を投げ込んだ。前回(23日)の投球練習では、直球は最速で約130キロ止まりだったが、この日は約135キロをマーク。調整の段階を追って投じるとしていた変化球をついに解禁し、カーブ、スライダーに加えてスプリットの感触を確かめた。
当初の予定よりも調整ペースが大幅にアップした大谷は「全体的によかった。力を入れずにいいボールを投げられた。変化球もまずまずよかったと思います」と話した。
球団は5月中旬をめどに投手としてメジャー復帰させる方針を明かしている。今後は徐々に球数を増やしながら、球威も上げていくことになる。大谷は現状について「やることはそんなに変わらないですね。投げ心地よくしっかり投げるということ。多少、強度と球数が変わったぐらいですかね」と冷静に分析した。