今年は新型コロナ…ベストシーズン奪われたゴルフ場の悲鳴

公開日: 更新日:

■休業中もコース管理に経費

 休業コースの支配人がこう漏らす。

「県や市などから休業の要請が出ているパブリックコースは一定の補償金が出るが、それで経費のすべてをカバーできるわけではない。3月中旬ごろから猛暑を迎える前の6月までは、シーズン前半の一番の稼ぎ時ですから休業は本当に痛い。それにコースは生き物なので、休業中もほったらかしにはできません。グリーンの整備は欠かせないし、電話対応のため事務所にも人を置かなければならない。休業中でもコース管理に経費がかかるわけです。とりあえず5月7日の開場に向けて毎日整備はしていますが、今の状況では開場はかなり遅れるかもしれません。昨年の大型台風で大きな被害を受けましたが、今年はコロナ。昨年以上に営業利益は激減です」

 青々としたフェアウエーで気持ちよくボールを打って、昼間は生ビールを一杯。プレーが終われば大浴場で汗を流し……こんな当たり前の休日は戻ってくるのだろうか。

【写真特集】新型コロナ 緊急事態宣言から1週間で街の様子は

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  2. 2

    中日1位・高橋宏斗 白米敷き詰めた2リットルタッパー弁当

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  5. 5

    眞子さん渡米から4年目で小室圭さんと“電撃里帰り”濃厚? 弟・悠仁さまの成年式出席で懸念されること

  1. 6

    悠仁さま「学校選抜型推薦」合格発表は早ければ12月に…本命は東大か筑波大か、それとも?

  2. 7

    【独占告白】火野正平さんと不倫同棲6年 元祖バラドル小鹿みきさんが振り返る「11股伝説と女ったらしの極意」

  3. 8

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  4. 9

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  5. 10

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議