巨人・菅野が好調維持も 120試合制の負担増をOB投手が指摘

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 ファンが注目するのは今年のオフだ。

「夢」と公言するメジャーリーグ挑戦をかなえるべく、ポスティングシステムを使った移籍を球団に直訴するかどうか。出場に並々ならぬ意欲を見せている東京五輪が来年に延期されたことも、頭を悩ませているかもしれない。

 いずれにせよ、シーズン後には究極の選択を迫られることになる。本人はメジャー挑戦について「体調次第」と口にする。昨季は故障に悩まされたが、ケガなく終えられれば――ということでもある。原監督は「容認姿勢」といわれている。

「過密日程の影響で、中5日や中4日の登板が続けば、30歳になった菅野は疲弊してパンクしてしまうかもしれない。近年は故障がちになっていて、それこそメジャーや五輪どころではなくなってしまう。今年はそんな危険性をはらんでいる。状態がいいなら、なおさら原監督や首脳陣が注意してあげないといけません」(前出の高橋氏)

 要は原監督のサジ加減次第ということである。

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