夏の甲子園も中止検討 しわ寄せを食う地方校球児の無念
甲子園が中止になれば、地方の高校3年生がプロにアピールする機会は消滅する。各都道府県の夏季大会も現状、開催できるかは不透明だ。前出のスカウトは、「やるなら県大会は見に行きたいけど、コロナの影響は、スカウトが首都圏より足を運びづらい地方の中堅校がしわ寄せが食うでしょう。こういうところにも磨けば光る原石がいて、甲子園の大舞台で才能が花開くケースもある。ただ、春も夏も中止になった今年はどう考えても、このレベルの選手を発掘できませんから」と指摘する。
高校3年生球児の悔しさは誰もが同じとはいえ、状況的には首都圏より地方の球児の方が“無念度”は高そうだ。