池江璃花子は闘病で筋肉失うも…ブランクがプラスになる訳

公開日: 更新日:

 白血病からの復活を目指す池江璃花子(20)が2日、報道陣にプールでの練習を初公開した。4年後のパリ五輪を目標にするというその姿はしかし、かつてのような筋肉は失われ、脂肪の丸みをほんのり帯びた“普通の女子大生”のように見えた。

 これまで鍛え上げた肉体をまたイチから再構築するのは想像を絶する努力が必要だろうが、スポーツ選手の身体に詳しいフィジカルトレーナーの平山昌弘氏は「復活を遂げる可能性は大いにあると思います」と、こう続けた。

「もともと池江選手は欧米選手のように筋肉隆々ではありません。パワフルに押し進むのではなく、体をバランスよく使って効率的に泳ぐタイプ。マラソンでたとえると、大幅にグイグイ進むストライド走法ではなく、小股でリズムよく足の回転数を高めるピッチ走法に近い、と言えば分かりやすいでしょうか。もちろん一定量の筋肉は必要ですが、泳ぎ方の特性と彼女の素質を考えると、4年後には間に合わせられるはずです」

 また平山氏は、闘病生活によって体の筋肉がほとんどリセットされたことがプラスにも働くと言う。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース