大谷翔平にTJ手術の後遺症か…復帰先発を襲った再発の恐怖
■もともとできやすい体質
さらに指先の問題もある。この日は1球投げるごとに、ユニホームのズボンの部分で指先を拭っていたのだ。
大谷はもともとマメができやすい体質。日本ハム時代は公になっただけでも、右手中指や人さし指にできたマメの影響で途中降板したり、先発ローテから外れたりしている。メジャー1年目の4月、やはり投げ始めの時期にマメの影響で初黒星を喫した。
大谷の父親はかつて日刊ゲンダイの取材に「(一関)シニアのときは指先のマメが多かったような気がします。人さし指と中指によくマメをつくっていました。マメの下にまたマメができるのです。なので、風呂に入っても指先を湯につけないようにするとかはしていました」と話している。
マメができやすい体質に加え、調整不足、結果として思うように腕が振れない不安などから、いつも以上に指先に力が入った可能性はある。だとすれば次回登板への影響は必至だ。