J1名古屋コロナ感染増と愛知2日連続100人超えの相関関係

公開日: 更新日:

 J1名古屋で新型コロナウイルス感染者増に歯止めがかからない。選手2人、スタッフ1人の感染者を出して26日の広島戦が中止になったと思ったら、28日には選手寮の調理スタッフから陽性反応が出てしまった。

 名古屋は8月1日、本拠地の豊田スタジアムに柏を迎えるが、柏は27日の時点で「開催を延期してほしい」とJリーグに申し入れた。

「中止や延期は考えていない」とJリーグは返答したというが、柏に続いて8月8日に豊田スタジアムに乗り込む浦和も「名古屋の本拠地には行きたくない」がホンネではないか。

「28日に、愛知県内のコロナ感染者が新たに110人確認された。1日当たり100人オーバーは同県初。愛知県の大村知事が『厳しい状況。夜の店の利用を控えてもらいたい』とコメントしたが、29日も167人と2日連続で過去最多を更新した。この事態とJ1名古屋の感染者増は無関係なのだろうか?」と地元のマスコミ関係者がこう続ける。

「名古屋もチーム独自にガイドラインを作成して選手やスタッフに周知徹底しているが、オフの行動まで厳格に監視しているわけではないし、夜の店の個室での飲み食いなどはチェックしようがない。しかし、現状では<名古屋の選手やスタッフの間で不必要な外出が横行している>と判断せざるを得ず、フロント幹部はもっと厳しく取り締まるべきではないか」

 まったくである。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…