久保建英EL先発も見せ場なく地元紙酷評…惨め“1人目交代”
スペイン1部ビジャレアル所属の日本代表MF久保建英(19)が地元メディアに酷評された。日本時間4日午前3時キックオフの欧州リーグ(EL)・スイバススポル(トルコ)戦で見せ場なしに終わったからである。
得意とする右サイドMFで先発した久保は、ドリブル突破を試みてもDFに阻まれるシーンが多く、味方攻撃陣との連係もいまひとつ。スコアレスで迎えた後半13分、最初に切られた交代カードで投入された選手に代わってベンチに下げられた。
ここからビジャレアルは息を吹き返した。
左サイドから主戦場の右サイドに戻ったナイジェリア代表MFチュクウェゼ(21)が躍動。何度もチャンスを演出して後半30分には左サイドからのパスをゴールに押し込み、これが値千金の決勝ゴール! ビジャレアルは、グループI組の首位突破を決めた。
試合後、久保には手厳しい報道が目についた。「監督はクボを慣れている右サイドでプレーさせたが、日本人は違いを見せられなかった」とアス紙。記事には「悪いイメージを残した」とも。
チーム内の立ち位置が大幅にダウンしてしまった久保。ピンチである。
オーストリアのラピッド・ウィーン所属のFW北川航也(24)が、英プレミアの強豪アーセナル戦に先発出場。0―3で迎えた後半2分、右足ボレーでEL初となるゴールを叩き込んだ。