メジャーV争いのエイミーはルーキーだった私の指導係です
試合会場ではいつも笑顔で、「困ったことはない?」「今週はどう?」と気にかけてくれます。
日本ではゴルフメーカーのツアーバス数台が会場で待機しており、すぐにクラブを修理できますが、米女子ツアーにはツアーバスが1台しかありません。
ポールおじさんが1人で担当しているから、いつも大忙し。
そこで、「グリップ交換したいときはポールに5ドル渡したら、早くやってくれるよ」とエイミーから“裏技”を教えてもらいました。175センチと背が高い美人で、ボールも飛びます。でも試合では一緒に回ったことがありません。いつかエイミーと優勝争いができる日が来たらいいな、と思います。
■プロアマ大会で「詰めの甘さ」を反省
今週は千葉で知り合いのコンペに参加し、1オーバー4位でした。来年に向けての課題は少しずつクリアしていますが、詰めの部分でまだ甘いところがありました。
凡ミスでダブルボギーを叩いたり、バーディーチャンスを決められなかったり、です。ピンまで残り150ヤードから8番アイアンの2打目がダフって手前バンカーにつかまり、バンカーショットが薄く入ってピンを5メートルオーバー。段ギリギリのところにカップが切ってあり、パーパットが3メートルもオーバーすると、返しも決められず3パットです。決めたいところで、決められない――。そこを修正していかなければいけません。
伊沢利光プロの甥、「スピンの達人」秀憲プロのレッスンは続いています。ライの見極めと、基本的なアプローチの指導を受けてからショートのミスが減り、イメージ通りの距離が出るようになりました。早く試合で試したいと、ウズウズしています。