女王・コストルナヤがロシア選手権欠場、コロナ回復ならず

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 女子フィギュアスケートのロシア勢がコロナ禍に見舞われている。

 昨季のGPファイナル(イタリア・トリノ)女王で、欧州選手権を制したアリョーナ・コストルナヤ(17)が、今月4日に感染が判明した新型コロナウイルスからの回復が遅れて、24日開幕のロシア選手権を欠場することになった。同国フィギュアスケート連盟のアレクサンドル・コーガン事務局長が22日、現地メディアに明らかにした。

 コストルナヤは昨季、彗星(すいせい)のごとくシニアデビュー。同じロシアの同年代の選手とともにGPファイナルの表彰台を独占した3人娘の1人だ。

 ロシアの女子スケーターを巡っては、2018年平昌五輪銀メダルのメドベージェワ、今季のGPシリーズロシア杯を制したトゥクタミシェワらの実力者が相次いで感染。メドベージェワは背中の痛みもあり、ロシア選手権を欠場に追い込まれた。

 今後もトップスケーターから感染者が出れば、来年3月の世界選手権にも影響しかねない。

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