横浜M・FW前田大然 坊主頭の韋駄天が東京五輪のエース狙う
持ち前の爆発的スピードに磨きをかけ、タフさとたくましさとを身に付けた快足FWは、22日からの東京五輪代表合宿(JFA夢フィールド)で存在感をアピールしていく。
「正直、五輪はやるかやんないか、分かんない。そこだけ見ていたらホントにダメだと思う。開催できなかったら、できなかったで、自分は上を目指すだけ。今はコロナが大変だけど、僕自身はまだ海外でやりたい気持ちは持っている。またチャンスがあれば行きたいです」
前田自身は、2度目の欧州挑戦を視野に入れている。横浜Mとのレンタル契約は来年1月末まで。延長が基本路線とみられているが、色よいオファーが届けば、欧州再チャレンジもあり得そうだ。
仲の良い久保建英(ビリャレアル)や菅原由勢(AZ)が10、11月のA代表活動に招集され、華々しい舞台に戻って活躍したいという野心は強いはず。坊主頭の韋駄天には今回、森保監督を驚かせる強烈なインパクトを期待したい。