エ軍大谷の新女房役は日系ベテラン捕手 MLB公式サイト報道
今季、投打の二刀流への完全復帰を目指す大谷翔平(26)にとって頼もしい存在となりそうだ。
大リーグ公式サイトが15日(日本時間16日)に報じたところによれば、エンゼルスはナショナルズからFAになっていたカート・スズキ捕手(37)と1年150万ドル(約1億5600万円)で合意した。
今季、メジャー15年目を迎えるベテラン捕手はハワイ出身の日系3世。通算1512試合に出場し、打率・259、133本塁打、699打点。ツインズ時代の2014年にオールスターにも選ばれ、強肩強打が売りだ。19年には17本塁打を放ち、ナショナルズの世界一に貢献した。同捕手は18年にブレーブスでプレーしており、ブ軍でGM補佐を務めていたペリー・ミナシアンGMがスズキの実績を高く評価しているという。
今季のエンゼルスは昨季正捕手を務めたマックス・スタッシ(29)がいるものの、実力不足は否めないため、ミナシアンGMは経験豊富なスズキに白羽の矢を立てたとみられる。
大谷はキャンプ、オープン戦での調整が順調なら、開幕からローテ入りする見込み。スタッシは膝の故障もあって今季の開幕には間に合わないことから、大谷の復帰マウンドはスズキがマスクをかぶることになる。