メジャーで4球団目のダル 2年続いた球宴での“?”な行動
巨人からポスティングでメジャー挑戦を表明していた巨人の菅野智之投手(31)は結局、残留となった。複数球団が獲得を検討したが、条件面で合意に達しなかった。日本ハムの西川遥輝選手(28)も手を挙げる球団がなかった。メジャー入りしたのは、日ハムからテキサス・レンジャース入りを決めた有原航平投手(28)だけだ。
そんな中、このオフ、移籍でもっとも話題を集めた日本人選手はダルビッシュ有投手(34)だ。シカゴ・カブスとの契約を3年残して、昨年12月29日に有望若手5人との交換でカラティニ捕手とともにパドレスにトレードされた。
ダルビッシュ投手といえば忘れられないことがある。ニューヨーク・メッツの本拠地シティ・フィールドで行われた2013年の米オールスターで、ダルビッシュ投手(当時レンジャース)はア・リーグの球宴メンバーに選出された。
試合前日、選手は会場に用意された各自のブースで40~50分間、記者の取材を受ける。その年はシアトル・マリナーズの岩隈久志投手(39)も選出されていて、岩隈投手の取材を済ませ、続いてダルビッシュ投手のブースに行くと本人がいなかった。