大里桃子を襲ったパターイップス 実は怖いオフのプロアマ

公開日: 更新日:

 19年は開幕から9戦目までに6戦連続を含む7回も予選落ち。それからパターをコロコロ変えたり、グリップを変えたり試行錯誤が続いた。

「これまでは、どう打てば入るかばかり考えていた。それが外してもいいやと気持ちの面で吹っ切れた。急激に良くなって、苦しかった時を考えたらうれしい」(大里)

 女子プロはシーズンが終わり、12月になるとプロアマ大会に大忙しだ。それこそ毎日のように行われる。

「賞金や賞品の出る大会もありますが、あらかじめ出演料が支払われます。一昔前は賞金女王プロ100万円、ツアー優勝選手50万円、シード選手30万円が相場といわれました。女子プロと一緒に一般人がラウンドを楽しむお遊びゴルフです。しかしオフに闘争心や集中力を欠いた、気の抜けたプレーをしていると気付かないうちにゴルフの調子を崩して深みにはまってしまうケースも少なくありません」(関係者)

 大里はイップスを克服できたからよかったが、オフの小銭稼ぎに一生懸命だとシーズンに入ってから手痛い目に遭うことがあるのだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  2. 2

    フジテレビ「第三者委員会報告」に中居正広氏は戦々恐々か…相手女性との“同意の有無”は?

  3. 3

    大阪万博開幕まで2週間、パビリオン未完成で“見切り発車”へ…現場作業員が「絶対間に合わない」と断言

  4. 4

    兵庫県・斎藤元彦知事を追い詰めるTBS「報道特集」本気ジャーナリズムの真骨頂

  5. 5

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  1. 6

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 7

    冬ドラマを彩った女優たち…広瀬すず「別格の美しさ」、吉岡里帆「ほほ笑みの女優」、小芝風花「ジャポニズム女優」

  3. 8

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  4. 9

    やなせたかし氏が「アンパンマン」で残した“遺産400億円”の行方

  5. 10

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」