パグンサン「クラブ11本」で初V・全英切符 アマもお手本に

公開日: 更新日:

【ミズノオープン】最終日  

 逃げ切りで日本ツアー初優勝のジュビック・パグンサン(43=フィリピン)がユニークだった。

 キャディーをつけず、軽量キャディーバッグを自ら担いで、クラブも自分で拭いた。そしてバッグにはドライバー、3W、UT、5I、7I、9I、PW、ウエッジ(50度、52度、58度)にパターの11本しか入っていなかった。

 クラブデザイナーの高橋治氏がこう言う。

「ルールでは14本まで使用が認められていますが、パグンサンは少ないクラブでもロフトを立てて飛ばしたり、寝かして飛ばさなかったりと技が豊富なのです。だから海外の選手はトラブルに見舞われてもうまく対処できる。その一方で、日本選手は進化したクラブに頼りすぎてオートマチックなゴルフになっている。昔のプロはPW1本でいろんな距離を打ち分けることができましたが、今はプロならではの技が見られなくなっています」

 小暮博則プロは、「アマチュアはラウンドで使わない番手が2、3本あるはずです。14本すべてバッグに入れる必要はありません」とこう続ける。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭