上田綺世は東京五輪の先に「5大リーグで活躍」の夢を見る

2019年コパ・アメリカのチリ戦でＡ代表デビューを飾った上田（サンパウロ）／（Ｃ）Norio ROKUKAWA／office La Strada

「東京五輪を一言で言うと分岐点。活躍すれば海外が見えてくるかもしれないし、選ばれなければ次のキャリアに向けて頑張るだけ。１つの区切りになると思います」と常に冷静な物言いを見せる上田。鋭い視線の先には「欧州５大リーグでの活躍」という夢がある。

「どの環境、どの状況でも点が取れるＦＷが理想」という23歳の点取り屋には、Ａ代表の絶対的１トップ・大迫勇也（ブレーメン）に匹敵するポテンシャルがある。

　今こそ、それを示すべき時だ。