シドニー五輪代表もワールドユース代表もトルシエが指揮を執ることになった
シドニー五輪を目指すU―21日本代表が、初めて招集されたのは1998年4月のことだった。
福島・Jヴィレッジでの練習でチームの指揮を執ったのは、2カ月後にフランスW杯を控えていた日本代表の岡田武史監督(1956年8月生まれ。大阪市出身。早稲田大ー古河電工=現千葉。元日本代表。1995年に日本代表コーチ。監督として1998年仏、2010年南アW杯に出場。現在は愛媛・J3今治の会長)だった。
コーチは小野剛(1962年8月生まれ。千葉県出身。JSLなどでプレー経験はないが、筑波大卒業後に指導者の道に進んで1998年仏W杯代表コーチ、広島、熊本、FC今治などで監督を歴任。2020年からJFA技術委員)、U-19日本代表の監督だった清雲栄純(1950年9月生まれ。山梨県出身。日川高ラグビー部として全国高校ラグビー8強。法政大入学後にサッカー部に入部。卒業後に古河電工入り。元日本代表。古河、ジェフ千葉、大宮で監督を歴任。2004年から法政大教授)といったナショナルトレーニングセンターのスタッフも参加した。
■岡田武史監督の陣頭指揮はあくまで暫定措置