新横綱・照ノ富士が奉納土俵入り「不知火型=短命」の迷信を払拭する根拠

公開日: 更新日:

 それが2度目の大関昇進となった今年5月場所から、明らかに相撲が変わったという。

■3月場所の貴景勝戦で見せた成果

「終始一貫、両ヒザをしっかり曲げて腰を落とす相撲を心掛けている。前に出る分にはヒザへの負担はさほどでもないんですよ。相手を土俵際に追い詰めた後も慎重なので、攻め急いで突き落としを食らったり、もろともに土俵下に転落ということもない。対戦相手の研究も熱心。今年3月場所の貴景勝戦では、相手の突き放しに下からのおっつけで対処。嫌がって引いた貴景勝を押し出した。ライバルになり得るこれといった力士はおらず、若手が成長するのもまだ数年かかりそうな現状。慎重な相撲を崩さなければ3年は綱を張れるでしょう」(前出の親方)

 しばらくは照ノ富士の天下となりそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動