MLBが来季から住宅提供の義務化も焼け石に水…マイナーリーガーの日常はかくも悲惨

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 メジャーの最低年俸は右肩上がり。今季は57万500ドル(約6500万円)。今季はコロナの影響で減額となったが、2011年の最低年俸は41万4000ドル(約4720万円)で、10年間で2000万円近く増額した。マイナーとの格差は開く一方だ。

「昔はここまでメジャーとマイナーに格差はなかった。ここ10年間でその格差は急拡大した。日本の一軍、二軍と違い、メジャーとマイナーの経営が切り離されていることが根本原因。マイナー球団をここ3年で半分ほどに減らしたことで、住宅手当に費用を回せたのだろうが、悪化していた待遇が少しマシになった程度。改善というには程遠い」(友成氏)

 もっとも、こういった劣悪な環境をバネに、メジャーのトップクラスに成長する選手もいる。格差は金の卵を生む“原動力”でもあるのだが。

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