松山英樹が通算7勝目!「ZOZO選手権」での“逃げ切りV”は大きな意味を持つ
松山英樹がファンの期待に応えるように国内開催の米ツアー「ZOZO選手権」を制し、4月の「マスターズ」に続いて通算7勝目を挙げました。
大会直前に、「マスターズに勝った時が10だとしたら、今は1もない」と、コンディションが万全でないと明かしました。
確かに直前の2試合はともに初日トップ10の好スタートを切りながら、「シュライナーズチルドレンズ」67位、「ザ・CJカップ」59位と不完全燃焼でした。ショットなのかパットなのか、どこかに不安材料を抱えていたはずです。
ゴルフの難しさは、一生懸命練習をして、好調時をキープしようと取り組んでも、すぐ結果に結びつかないところです。
■トッププロでさえ常に不安と隣り合わせ
メジャーに勝った松山ですらそうです。
勝っても勝っても選手は不安とずっと隣り合わせで戦っているのです。
メジャーチャンピオンとして帰国し、日本のファンの前でいいパフォーマンスを見せたいと思っても、米ツアーは簡単に勝てるほど甘くありません。大会2日目から首位に立ち、プレッシャーの中で最後までスコアを伸ばしての逃げ切りは、いい勝ち方だと思います。