全国高校サッカー得点王は将来有望! 阪南大高FW鈴木章斗に「本田圭佑の後継」の目
青森山田高の「技術の高さ」「フィジカルの強さ」「ファウルすれすれのズル賢さ」ばかりが際立った高校サッカー選手権。優勝候補一番手が順当に3回目の全国制覇を達成したわけだが、7ゴールで得点王に輝いたのは、その青森山田が3回戦で3-1と一蹴した相手・阪南大高(大阪)のエースFW鈴木章斗だ。
初戦の福井・丸岡高戦でチーム3点目となるダメ押し点を決め、2回戦の奈良育英高戦では5ゴールの固め打ち。
それもドリブルからの右足シュート、ボレーシュート、ゴール前でのワンタッチシュート、右足トラップからの左足シュート……など豊富なバリエーションを披露。Jリーグ関係者を「攻守に盤石の青森山田からも一矢を報いた。入団先の湘南は本当に良い買い物をした」とうならせた。
■ポスト大迫勇也として期待
身長178センチ、体重73キロ。高い決定力以外に堅実なポストプレー、2列目からのチャンスメーク、柔らかいタッチからのボールキープなど「日本代表FW大迫勇也(神戸)と同じ万能型の点取り屋。このまま日本代表エースFWに育ってほしいと期待されている」(サッカー関係者)。