青森山田が高校サッカー3度目V! 小嶺・国見と古沼・帝京の優勝6回を抜けるのか?
高校サッカー選手権の決勝(10日)で青森山田(青森)が対戦相手の大津(熊本)をシュート0本に抑え、4-0の横綱相撲。3大会ぶり3回目の優勝を飾った。
青森山田にとって今大会は「4大会連続の決勝進出」。2018年度に優勝後、静岡学園と山梨学院に敗れ、2大会連続で準優勝に甘んじていたが、圧倒的な力量差を見せつけてのリベンジだ。
前半37分に先制。2-0で迎えた後半10分に大黒柱MF松木が、強烈なヘディングシュートを叩き込んで大津イレブンは意気消沈。終わってみれば「5試合.21得点」と青森山田の強さばかりが際立った大会だった。
「青森山田は<球際の強さ>でルーズボールをことごとく拾い、そこから<切り替えの早さ>を発揮して鋭いカウンター攻撃を仕掛け、局面に応じて<個人技と戦術眼の高さ>を利した展開力も披露した。さらに豊富な運動量を加味して攻守に躍動。2回戦・大社と準決勝・高川で6-0の一方的なスコアで勝利するなど盤石の強さを誇った」(元サッカーダイジェスト編集長・六川亨氏)