著者のコラム一覧
元川悦子サッカージャーナリスト

1967年7月14日生まれ。長野県松本市出身。業界紙、夕刊紙を経て94年にフリーランス。著作に「U―22」「黄金世代―99年ワールドユース準優勝と日本サッカーの10年 (SJ sports)」「「いじらない」育て方~親とコーチが語る遠藤保仁」「僕らがサッカーボーイズだった頃2 プロサッカー選手のジュニア時代」など。

4カ月ぶりA代表の久保建英は先発かベンチか…そして「壁」を超えられるか?

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 となると、久保はどのポジションでプレーするのか? という新たな疑問が浮上する。

■22日のリーグ戦はまずまず

 マジョルカの直近のゲームである22日のスペインリーグ、ビジャレアル戦で久保は4-3-3の右FWで先発。前半は複数のチャンスに絡むなど、まずまずのパフォーマンスを見せていた。

 だが、代表の右FWは伊東純也(ゲンク)の定位置となっている。11月の2連戦で連続決勝弾を叩き出し、チームを窮地から救った快足アタッカーを森保監督が、先発メンバーから外すはずがない。

 左FWにしても、南野拓実(リバプール)が目下のスタメン一番手。豪州戦で逆転弾をお膳立てした浅野拓磨(ボーフム)、セルティックで売出中の前田大然も左サイド要員と位置付けられており、なかなか競争は厳しそうだ。攻撃面だけを考えるとインサイドハーフ起用の可能性もあるが、田中と守田の守備力と比較した場合、どうしても久保が見劣りしてしまう。

 さらに2018年ロシアW杯16強戦士の柴崎岳(レガネス)も招集されているだけに、若武者の入る余地は少なそうだ。

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