大谷“ルース超え”「2ケタ勝利&2ケタ本塁打」は高給取りのリリーフ陣次第
エンゼルス・大谷翔平(27)が日本時間1日、ブルワーズとのオープン戦に「1番DHで先発登板」。投げては3回3分の1を2安打3失点(自責点2)、3四球、4奪三振。打っては3打数1安打1打点。
初の開幕投手を務める8日のアストロズ戦に向けた最後の登板で、制球に課題を残した。
昨季は崩壊状態だったエ軍投手陣がオープン戦で好調だ。先発、リリーフ陣とも、まずまずのパフォーマンスを発揮し、チーム防御率4.42はア・リーグ5位につけている(31日終了時)。このオフのエ軍はリリーフ陣を強化。守護神イグレシアス(32=4年約69億円)と再契約したほか、前メッツのループ(34=2年約20億円)、前ホワイトソックスのテペラ(34=2年約16億円)、前フィリーズのブラッドリー(29=1年約4億4500万円)ら実績のある中継ぎ投手を補強した。
このオフのエ軍がリリーバー獲得に投じた総額約110億円はメジャーでトップクラスだという。
メッツから移籍の先発右腕シンダーガードも含めて投手の新戦力が結果を残しているだけにマドン監督もご満悦。「ブルペンは去年よりも明らかに良くなっている。開幕後は彼らが助けてくれるはずだ」と手応えを口にしているが、不安は尽きない。