ロッテ佐々木朗希のメジャー行きさらに早まる!自己最多13Kで今季初勝利、体力面もクリア
あるナ・リーグのスカウトは「米国に来ればサイ・ヤング賞も夢じゃない」とこう続ける。
「佐々木は直球だけでなく、スプリットやスライダーなど変化球のキレもある。メジャーでもコンスタントに160キロを投げられる投手は、そう多くない。まして佐々木はコントロールも兼ね備えている。どの球団に入団しても、将来は間違いなくエース級になる逸材だ」
3月27日の今季初登板では自己最速の164キロをマーク。この日は栗山に死球をぶつけたものの、四球はゼロと制球面も磨きがかかりつつある。
「気がかりなのは体力だが、それも徐々にクリアしそうだ。去年まではコーチ陣が登板間隔を調整してやらなければ、まともに投げられなかったと聞いている。移動時間と距離が長く、登板間隔も短いメジャーでは体力が何より重要になる。しかし、この日は中6日にもきちんと対応していた。オフの間にウエートトレを熱心にやった成果だろう。後半でも球速がそれほど落ちなかったのは大きなプラス材料。メジャー球団は佐々木のポスティングを今か今かと待ち望んでいる」(前出のスカウト)