日本ハム野村佑希が顔面死球で流血退場してもアッサリ 新庄監督の怖いくらいの“シビアな目”
「もしバッターに20%の余裕があれば、ボールを避けるか、当たる場所をケガしにくいところにするかくらいは考えられる」
野村はプロ4年目ながら、何度もケガに泣かされている。ルーキーイヤーの19年に左股関節を後方亜脱臼。以降も、鼻骨折、右大5指基節骨骨折と続き、今春のキャンプ終盤は右ヒザを捻挫した。
「試合に出すかどうかを決めるのは、僕の仕事。選手の方から『今日は無理』という言葉は聞きたくない」
これも前述の自著に記されている言葉だ。この日の試合後、新庄監督は野村の状態について「多分、折れてるかなあ。紫っぽくなってたから」としながらも、「ただ、鼻は(試合に)出れますよ。鼻はあんまり影響ないかな」と話した。野村は休んでいられない。