「遅きに失した」森保ジャパン カタールW杯で“メダル逸五輪”の戦略ミスは挽回できるのか
「これまで森保監督はチームの骨格となる主軸選手を定めようとせず、多くの候補選手を呼んではテストをやってきた。チームに競争原理を植え付けるという意味では間違っていないが、今回は本大会前にチームを熟成させる期間がなく、早めにチームの屋台骨を支える選手を決めておく必要があった。森保監督は東京五輪のチームづくりの際もテストを続ける傾向にあり、メダルなしの要因のひとつとなった。森保ジャパンにはポスト大迫は? 長友と酒井宏の両SBは万全か? 久保と堂安は戦力として計算できるか? といった懸案事項が山積している。メディアも『指揮官がドイツでW杯本大会仕様の戦いをやる』などと前向きに報じている。もっと問題意識をもって突っ込まないといけないのですが……」(六川氏)
不安がいっぱいの森保ジャパンである──。