「遅きに失した」森保ジャパン カタールW杯で“メダル逸五輪”の戦略ミスは挽回できるのか
日本代表の森保一監督(54)が24日、欧州視察の出発前に千葉・成田空港で取材対応。 9月のドイツ遠征にカタールW杯の登録メンバー枠と同じ26選手を招集する方針を明かした。
日本代表は日本時間9月23日に米国と、同27日にエクアドルとドイツ・デュッセルドルフで対戦する。
カタールW杯は変則的な「11月20日開幕」。欧州組は11月12~13日のリーグ中断前最終節を、Jリーグ組は11月5日の今季最終節を消化してから現地に入る。
本大会前の準備期間は10日前後しかない。いつものように「2週間前にキャンプ地に入ってテストマッチや練習をこなして」本大会を迎えるワケにはいかない。
ドイツ遠征に多くの候補選手を呼んでテストしている余裕はなく、「W杯メンバーを想定した26人」で臨むのは当たり前のこと。むしろ「遅きに失した」とは元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏だ。
■「骨格づくり」の遅れで不安がいっぱい