ヴィッセル神戸はACLを捨てた? “手抜きメンバー”で東地区準々決勝逆転負けのナゾ

公開日: 更新日:

 アジアクラブ王者決定戦・ACLの東地区準々決勝(22日)で神戸が延長戦の末に韓国・全北現代に1-3で逆転負けを喫した。敗因のひとつは、神戸が18日のラウンド16で対戦した横浜Mを撃破した試合から7人を入れ替えたこと。

 レギュラー級がベンチを温め、大黒柱のMFイニエスタと得点源のFW大迫にいたってはベンチ外。明らかに手抜きメンバーだった。

 試合後に神戸・吉田監督は「今日はスタメンを入れ替えようと自分で判断した」とコメントしたが、後半29分までプレーしたDF槙野は「優先順位がACLよりもJ1残留争いにあったかもしれない」と吉田監督に代わって本音を吐露した。

「今季J1で不振続きの神戸は、6月29日に就任した吉田監督が今季4人目の指揮官(暫定含む)となった。現在は自動降格圏の17位以下から脱したとはいえ、16位と低迷している。J1は残り9試合。今の順位で終えればJ1参入プレーオフに回り、結果次第では来季J2降格となる。そうなると契約を打ち切る大口スポンサーも出てくるだろうし、観客動員にも大きなマイナスとなる。苦渋の決断としてACLを<捨てた>のではないか」(サッカー関係者)

 三木谷会長は「アジアのナンバーワンクラブになる」と豪語していたはずだが……。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  2. 2

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    巨人・田中将大“魔改造”は道険しく…他球団スコアラー「明らかに出力不足」「ローテ入りのイメージなし」

  5. 5

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  1. 6

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  2. 7

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…

  3. 8

    佐々木朗希を徹底解剖する!掛け値なしの評価は? あまり知られていない私生活は?

  4. 9

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  5. 10

    僕に激昂した闘将・星野監督はトレーナー室のドアを蹴破らんばかりの勢いで入ってきて…