著者のコラム一覧
元川悦子サッカージャーナリスト

1967年7月14日生まれ。長野県松本市出身。業界紙、夕刊紙を経て94年にフリーランス。著作に「U―22」「黄金世代―99年ワールドユース準優勝と日本サッカーの10年 (SJ sports)」「「いじらない」育て方~親とコーチが語る遠藤保仁」「僕らがサッカーボーイズだった頃2 プロサッカー選手のジュニア時代」など。

日本代表を追ってドイツへ シュツットガルトーフランクフルト戦は日本人4人が先発フル出場

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海外との往来のハードルがグーンと下がった

 しかし、今回は出国前準備の必要が特になく、大幅に負担が軽減された。9月7日から帰国時のPCR陰性証明も免除となり、海外との往来のハードルがグーンと下がった。

 それを象徴するかのように、15日の成田空港は航空会社カウンター前に長い列ができていた。筆者が利用したエミレーツ航空も超満員。チェックイン時の書類提示は求められず、信じられないほどアッサリしていた。機内も満席。半年前に空いていた横3席ぶち抜きで横になって寝られたのが懐かしくなったが、通常に戻るのはいいことだ。

■コロナに続いて強大な敵が立ち塞がった

 約10時間のフライトでUAEの首都アブダビに到着。そこでも書類は求められず、普通に乗り継ぎ。フランクフルト空港でも入国審査でも滞在日数を聞かれ、帰国便の予約表を見せただけ。スムーズ過ぎて拍子抜けした。

 機内では大半がマスクをしていたが、外に出るとほぼノーマスク。世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長が15日に「コロナの終わりが視野に入ってきた」と発言したというが、欧州で改めてそれを実感させられた。

 コロナという敵は乗り越えつつあるようだが、我々日本人にはもう1つの強大な敵が立ち塞がった。それは「円安」である。

 9月に入って1ドル=145円に迫る状況だが、ユーロ安も一気に進行。143円台で推移している。8月は135円台後半で「ドルに比べるとまし」と考えていたのに、この状況は頭が痛い。何とかしてコスト削減をしなければならない。

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