オリ山本由伸CSファイナルS初戦で鷹狩り! そして1勝ごとに近づく米球界
1球、また1球と鷹を追い詰めていった。
オリックスの山本由伸(24)が昨12日のCSファイナルステージ初戦に先発。ソフトバンク打線を8回5安打無失点、10三振に抑え、1勝のアドバンテージを加えた2勝目を手にした。
お立ち台では
「ほっとした気持ちと、嬉しい気持ち」
と話した山本。今季は15勝5敗、防御率1.68、205三振。勝率.750、2完封を加え、2年連続で“投手5冠”を達成した。この記録を複数回マークしたのは、山本が初めてという偉業だ。
そんな山本が、来オフ、ポスティングを直訴するのはほぼ確実と言われている。
「球団としても可能ならば引き留めたい。今季限りで退任する宮内オーナーは今年初め、『吉田正と山本はずっとウチにいる前提で考えている』と話していた。オーナー職を退いても、影響力は依然、強いでしょうから。ただ、すでにオリックスはリーグ2連覇。この勢いで日本シリーズに進出し、1996年以来の日本一……となれば、山本も日本球界ですべてやり尽くしたことになり、球団も説得させる材料がなくなりますよ」(球団OB)
山本がひとつ勝つたびに、米国が近くなる。